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ホームページが移転しました。

 投稿者:921  投稿日:2015年 2月 5日(木)23時22分7秒
  いつも「香筵雅遊」をご愛読いただきましてありがとうございます。
契約しておりましたOCNが2月末日でホームページの掲載サービスを終了するため、
3月1日から下記のURLに移転いたします。(現在並行運用中です。)

 http://www.kazz921.sakura.ne.jp/

★恐れ入りますが、ブックマークの変更等をお願いいたします。

環境の変化に伴う、不具合につきましては追々対応させていただきますので、お気づきの点が
ありましたら、何なりとお知らせください。
 
 

一陽来復

 投稿者:三十石  投稿日:2015年 2月 3日(火)23時27分37秒
  いよいよ春立ちぬ、吉事の多かれとお祈り申し上げます。

二月の香組は、会記が二つになる大変珍しいものですね。
稽古で執筆になる度に、書き直したいと思う私にとっては、リベンジの機会を与えてくれるのか、恥の上塗りになるのか(笑)

ニッカウイスキーは、宮城峡蒸溜所もありましたね。
最近、飲んだカフェモルト、カフェグレインは、宮城峡蒸溜所でしか作れない手間のかかる製法との事でした。
仰る通りで、世間には人気の波も、景気の波もありますが、それに応じて作れない、作らないのがウイスキーでもあります。 結局、無理な増産をしない醸造所だけが、未来に向けて品質を保つのだと、お話しを拝見して、なるほど香にも通じるものだと、改めてご教示頂きました。

 
    (921) ★三十石さま 立春大吉です。
「ニッカウィスキー」・・・この前、工場見学に行って来ましたら「余市」は濃厚で芳醇、
「宮城峡」は華やかでさっぱりしているのだそうです。
「竹鶴」はこれらのうち最低10年のモルトをブレンドしているようです。(昔は12年)
日本のウイスキーが世界で高位を占めているのは、ブレンダ―の力量だとか。
いずれ、「呑み助」は、香り高く、深く濃く・・・であればいいのですがね。(^_^.)
 

香道文献目録

 投稿者:921  投稿日:2015年 2月 3日(火)21時22分34秒
編集済
  翠川文子先生から『香道文献目録』を呈本いただきました。
これは、先生の出されている「香道双書」というシリーズなのですが、今回は研究書や翻刻本で
はないので「資料」ということになっています。

内容は、先生が「香の世界に関心ある方々が、生涯学習に香道の原典を読もうとされる助けにな
れば」と、各県に所在する香書を所蔵館別に序列して、その体裁や概要等を紹介したものです。
いわば、私の「香書目録」の完成版のような本ですね。

おそらくは、先生が長年続けられてきた香書行脚の集大成だろうと思います。
「非売品」ですので、先生が寄贈された図書館等で見かけましたら、是非お手に取ってみて下さ
い。

『香道文献目録』-所蔵館別- (香道双書 資料1)
 平成27年2月4日 発行
 著者 翠川文子
 発行者 香書に親しむ会
 製作者 株式会社 清水書院
 A4版 406ページ
 ※ 非売品

目次は「香書目録」にアップいたしました。

http://kazz921.sakura.ne.jp/kosyo/midorikawa4.html

 

薬師寺まで行けました~

 投稿者:あんでれ  投稿日:2015年 1月18日(日)14時35分14秒
  明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

行く予定のなかった薬師寺ですが、
なぜか当日4時50分に起きてしまい
ものの見事に行けてしまいました(あれ~)

香は祝香でした。鶴亀2種類しかないし、
最近は席が上の方々しか香記も書かれないので
お気楽に聞いたらやっぱり当たる(汗)
…しかも、伽羅を伽羅っぽく感じなかったので当たったのかも(大汗)

来年は志野流のご担当です。
 
    (921) ★あんでれ様
奈良薬師寺の「吉祥天にちなむお香とお茶の会」ですよね。
早起き、お疲れ様でした。
「当たり」・・・当日は、雨模様だったようですね。
湿度が高くて、鼻粘膜の調子がよろしかったのかもです。(^_^.)
裏執筆で2枚目もいただければよろしいのにねぇ。
(私は、先日の松隠軒、2枚目の御記録をいただきました。)

また、御精進くださいませ。
 

冬牡丹

 投稿者:921  投稿日:2015年 1月17日(土)16時35分4秒
  後れ馳せながら、徳川美術館の「年の初めのためしとて」を見てきました。
七福神、宝尽くし…めでたさを彩るアイテムや事始めに関する展示は、目にも鮮やかで晴々した気持ちになりました。
しかし、今回は蓬左文庫の「飾り金具」が最も私の琴線に触れました。
太刀拵や調度、巻物などの飾りとしてあしらわれた精緻な金細工が、いつまで見ても見飽きることがありませんでした。
外に出れば、「八千代香」に寄せような冬牡丹も咲いており、しだいに力を増す陽光に「春近し」を感じました。
 

松隠軒デビュー

 投稿者:921  投稿日:2015年 1月10日(土)15時58分31秒
編集済
  志野流の御初会で「松隠軒」に行って来ました。
袴姿での朝出でしたが、一席目に間に合ったため、茶席、香席、点心席をスムーズに回れ、ゆっ
たりと心豊かに半日を過ごせました。
「松竹梅香席」では、1枚目の香記が全員正解となり、若宗匠も「生涯2度目じゃないかな?」
とおっしゃってました。
とても、手入れの行き届いたお庭で、お正月らしく清々しい感じのする露地でした。
 

新年ご挨拶

 投稿者:三十石  投稿日:2015年 1月 1日(木)18時53分54秒
  いつも素晴らしい香組のご紹介有難うございます。
どうぞ今年もよろしくご教示ください。

八千代香のご紹介有難うございます。まさに新年に相応しい香組です。

小倉実教の証歌は、私の手元資料でも見つかりませんでした。
嘉元百首には、実教の歌として下記のものを見つけました。
「もろひとも もものかすよむ おなしなや きみかおいせぬ わかのうらまつ」(実教)
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=201103

この歌ですと、百になってしまいますので、数が多すぎます(笑)

和歌の浦には、玉津島神社があり、ご祭神の玉津島明神(衣通姫)は、和歌の神として住吉明神、北野天満宮と並ぶ和歌三神となっております。
ですから、新年にも相応しく、また和歌の神にも御縁がある証歌なのだと思います。

千代には、万世までと、様々でしょうが、今年も921さまとご家族の良き年となるようにお祈り申し上げます。
 
    (921) ★三十石さま
お返事がアップされていなかったようで、失礼いたしました。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。<(_ _)>
本年もよろしくご愛読のほどお願いいたします。

組香に使われる歌の出典を探すのは、本当に大変ですね。
実は、来月も迷宮入りのものがありますので、よろしくアシストお願いいたします。

三十石さまも公私ともに「千代に八千代に」繁栄されますよう、お祈り申し上げます。
 

御教示ありがとうございました

 投稿者:あんでれ  投稿日:2014年12月24日(水)20時46分10秒
  長方形なんですね。寸法メモメモφ(..)
…いざとなったら和裁習って縫うことにします。
(懐紙入れの方がかえって拙いのが目立たないんですよね。
袱紗は気合入れないといけないなあ)
そうか、「香札」ってことは手記録紙ですね。
(そういえば男性の点前がどうこうって聞いたことがある気がしますが
実はゆっくり拝見したことがありません。そのうち機会があるでしょう)
9寸ということは、表千家の出袱紗じゃないけど
折って使用したのかしら。

なかなか書き込めずに申し訳ありません。
12月はお稽古自体が流れてしまいました。
1月はお稽古はありませんが、31日に先生の会があり、
もう一つ、1月15日の薬師寺の会に行くべきかどうか、思案中です。
(14日は確実に20時過ぎまで仕事、
睡眠不足だと極端に聞きが悪くなるタイプなので
それでも朝6時に自宅を出て伺うかが大問題)
 
    (管理人) ★あんでれさま
『御家流寸法書』では、「9寸×9寸2分」の長方形で生地は羽二重、色は紅、紫、浅黄、
白、黄の無地となっています。これは手前用でしょうね。
もうひとつは、「4寸5分四方」の正方形で、生地は唐織、和物の織物となっています。
これが、手記録用でしょうね。
「お初会」…一年の事始めですから、目をこすってでもお出かけください。( v^-゜)♪
 

お香の教科書

 投稿者:921  投稿日:2014年12月24日(水)20時30分11秒
編集済
  名古屋の春香堂さんから、この度発刊される『よくわかるお香と線香の教科書』を送っていただ
きました。
これは、「お香マスター」と「美香ちゃん」が問答形式で香の歴史を振り返り、原材料や種類、
使い方、楽しみ方など70のポイントをわかりやすく解説した初心者用の書物です。
学研の「よくわかる」シリーズの参考書や問題集でお勉強された年代の方も是非お手にとって
赤ペンで「丸暗記」してみてください。

 編著者 愛知県線香卸商組合
 発行所 三惠社
 ISBN 978-4-864887-309-3
 本体価格 1,200円
 2015年1月15日 初版発行

http://www33.ocn.ne.jp/~kazz921/kosyo/kyoukasyo.html

 

「名古屋は金やろ!」

 投稿者:あんでれ  投稿日:2014年12月20日(土)19時11分6秒
  に爆笑してしまいました。確かに。

すみません、質問なのですが、
この服紗とは、出香の方のことですか?
それとも客の、手記録の下に敷くものでしょうか。

私は普通に、手記録の下には裏千家用の古帛紗、
点前するときには表千家用の朱袱紗を使っていました。

うわぁ、どちらも真っ白に変えなきゃ!
 
    (921) ★あんでれ様 お久しぶりです。
袱紗の件、「香札前服沙次第の事」とありますので、手記録の下敷き用のことでしょう。
手前の袱紗については、記載がありません。
また、この記述は私も初見の事柄でしたので「志野米川の伝書にこういうものもあったよ」という
つもりでお知らせしました。
現在の志野流では記紙の下に古袱紗を敷くことはありませんし、御家流は基本「お好みで・・・」です
から、気にしなくていいと思います。
ただ、「香巾の寸法はもともと違っていた」というのは事実として覚えておいてください。
 

香袱紗

 投稿者:921  投稿日:2014年12月17日(水)23時46分35秒
編集済
  長年お香をやっていますと、大寄せの席などで隣の方に袱紗をお貸ししたまま帰ってこないという事態に何度
か見舞われ、すかっり「予備の在庫」が無くなりました。
初伝の祝いに師匠からいただいた物や針仕事の好きな茶友が作ってくれた物など思い出深いものを失いました
が、何故か香道のお稽古始めに自分が求めた袱紗だけが懐紙入れに残ったのが不思議です。

そんな折り、米川流と志野流が混在していた時期の研究をしておりまたら『志野流米川香道書』
に面白い記述を見つけました。
これは、香席の連衆をスキルごとに色分けして示すための方法で、伝授の段階によって各自が
使用する袱紗(出典では「服沙」)を下記のように色分けしていたようです。
-------------------------------
香札前服沙次第の事
 六種伝前の人は  白きを用うべし 是、初位より八位にならふ
 六種伝得る人は  薄黄を用うべし 是、七位より六位にならふ
 焚合伝得る人は  黄を用うべし   是、五位より四位にならふ
 五味十二風伝得る人は 紅を用うべし  是、三位より二位にならふ
 連理焚合三木得る人は 紫を用うべし  是、一位にならふ

 服沙寸法 六寸五分に 九寸
-------------------------------
この伝書では、「六種」は初伝、「焚合」は中伝、「五味十二風」「連理焚合」と「三木」は
奥伝となっています。

これは律令制の階位に基づく冠の色になぞらえて袱紗の色を決めたものと思われますが、最も
似ている聖徳太子の冠位十二階制の時代のものでも若干のブレがあるようです。
「綺陽装束研究所」ページへ
http://www.kariginu.jp/kikata/5-1.htm

また、「香袱紗は茶の袱紗より大きい」というのは定説ですが、現在では有名無実となり「古袱
紗」が一般的となっています。
香袱紗の寸法は他の寸法書にも見られますが、この書に寄れば「長辺が九寸」という大きさに
も驚かされました。

袱紗の予備がないもの不安なので、「名古屋在住の記念に」と徳川美術館所蔵品「蜀江文錦」の
復刻版を求めましたが、「名古屋は金やろ!」と思って求めた「金色の袱紗」は、当時の香道人
が持つ色では無かったようですね。(^_^;)
 

贈答香 御礼

 投稿者:三十石  投稿日:2014年12月17日(水)07時59分57秒
  いつも素晴らしい香組のお話有難うございます。

贈答香の内容を拝読するに、お香と歌会の相似を感じます。
歌会では、題詠があり、これは会主が事前に題を定めて、参加者は題に従った歌を懐紙に書き持参します。参加者は自身の歌の師に添削を請う事も常ですが、歌会で始めて各人が持ち寄った歌が集まります。
集まった懐紙は、文台に乗せられ、順次 披講され、参加者に披露される事で歌会が成立します。 良い歌会は、個々の和歌もさりながら、集まった歌全体がどのような風景を作るのかが重要です。その空気は、参加者にのみ味わえるものです。

とは言いながら、先人が残してくれた会期から、当時の雰囲気や空気を想像するのも楽しみでもあり、921さまのように香組を説明するだけで、一座の雰囲気を良く伝えられる方もいるのは、大変に有難い事です。どうぞこれからもお元気でお過ごしください。

葬儀の香については、私も持参した香が燃えてしまった苦い経験があり、以降は遠慮しておりました。 改めて、良い方法を考えてみたいとおもいます。大変参考になりました。

 
    (921) ★三十石さま 毎度エールをありがとうございます。
「歌会」・・・矢野環先生が以前「お香そのものが連歌からの変異だ」とおっしゃっていましたので、
相似性を感じるのは確かかと思います。
*柱継香などは、正に連歌ですし、贈答香は歌会、優劣を決めれば歌合せにも通じるでしょうね。
私も香道界に居た頃は、*柱継香をするのが社中の先輩・友達との目標でした。

先日、BSプレミアムで「平成の香合せ」が5年ぶり再放送されましたが、宗玄宗匠が招待状を
「廻文形式」で認めていたのが印象的でした。

「葬儀の香」・・・安藤家の献香の流儀ですが、銀葉を使わず細長く切った香木を熱灰の上に刺す
というのが、実用的かもしれませんよ。
 

徳川「聞香の会」

 投稿者:921  投稿日:2014年11月29日(土)15時40分31秒
  秋の香会シーズンの最後を飾って、徳川「聞香の会」に行って来ました。
小雨のそぼ降る裏門からの細道は、紅葉の色が冴えて鮮やかに輝き、「餘芳軒」では銀杏の絨毯
と青竹の垣根の対比が、また違った色目の美しさを呈していました。
組香は「源氏香」で、初めての方が多いので難しかろうと思いましたが、皆さん香炉を聞いて、
香図と巻名で答えを書くところまでは無事こぎつけたようです。
今回の香の出は「藤裏葉」で、2炉・3炉、1炉・4炉が同香というものでした。
私は、残念ながら2炉と3炉を異香と聞いてしまい「紅梅」で3点でしたが、正解者は25名
中、2名おり「どうやって聞き当てたか」について各々発表させられていました。
もう、13年ほど続けていらっしゃる初心者用体験会とのことですが、いつもながら、ご亭主の
方の軽妙なお喋りと香元の方の流れるような美しい御点前が、好対照なお席でした。
 

歳末売出し市

 投稿者:921  投稿日:2014年11月28日(金)19時14分39秒
  名古屋の春香堂さんから恒例「歳末売出し市」のご案内が届きました。
来年の干支となる「かおり未」の置物もカワイイです。
また、「越南沈香のお線香」には、新たに「ザーライ地方産」のものが加わりました。
その他、例によって香木やお稽古道具も2割引とのことです。

★電話、FAX、メールでの注文も可能です。

http://www.kaori.co.jp/

 

関ヶ原史跡めぐり②

 投稿者:921  投稿日:2014年11月24日(月)11時16分45秒
  「壬申の乱」の史跡めぐりが意外に早く終わったので、「関ヶ原合戦」の陣跡を逆廻りで巡るこ
とにしました。
黒血川から山を登ると「大谷吉継」の陣跡があり、真南に松尾山を見る眺望は、「東西戦なのに
妙だな?」と思いましたが、小早川の裏切りを察知し、死を覚悟して布陣したという逸話で納得
しました。また、吉継の首を巡る湯浅五助と藤堂仁右衛門のやりとりも戦国武将らしい美談で、
未だ首が見つかっていない吉継の墓には五助の墓も並んでいました。
そこから山を登り、谷を下りして「宇喜多秀家」の陣跡のある神社から杉木立を通り、「小西行
長」の陣からほど近い「開戦の地」へ行きましたが、そこから望む関ヶ原は本当に平坦で静かな
秋景色の田園でした。
続いて、敵中突破で有名な「島津義弘」の陣跡にいきましたが、ここには郷里から奉献された見
られる一際大きな碑が立てられ、最も立派な感じがしました。
ここからは、静かな山際の住宅地を過ぎ、「石田三成」の陣跡である笹尾山に登りました。展望
台では、関ヶ原の全景と布陣の図を見比べながら足軽姿のかたりべの方が主な戦場絵巻を説明し
てくれました。「家康が布陣した桃配山は大海人皇子が兵士に山桃を配って激励した地であり、
家康は先勝祈願の意味もあって、ここに布陣した」という逸話で二つの大乱が一本の糸で繋がっ
たような気がしました。
笹森山を降りて「決戦の地」を巡り、「徳川家康」の最終陣跡は広い公園となっており、その奥
に石垣で囲まれた床几場は、美しい松林が印象的でした。
最後に「東首塚」と「西首塚」を巡りましたが、東首塚は床几場と近いこともあり、スダジイの
大木が強い霊気をはらんで高くそびえたっていました。
突然思い立った「関ヶ原史跡めぐり」は、思えばほとんど負け方の「西軍」ばかりを見て廻った
感じがします。やはり、日本人は判官びいき・・・負けた方に滅びの美学やドラマを感じてしまう旅
でした。
 

関ヶ原史跡めぐり①

 投稿者:921  投稿日:2014年11月24日(月)10時25分51秒
編集済
  週末に「関ヶ原に行って来ました。
小さな駅を降りると「関ヶ原合戦」目当ての戦国暦男&歴女もちらほら見受けられましたが、
それを尻目にこちらは「壬申の役」を目指して逆方向へ単独歩行です。
目指す「不破の関」は駅から南西に1kmほどの町はずれの坂道の中ごろにありました。
白壁に閉ざされた門が残されているだけですが、門の向こう側に回ると、飛び石のある公園
となっており、少しだけ街道筋の関所の佇まいが感じられました。
そこから坂を下りきると「関の藤川」があり、「戸佐々神社」から見る水面は初冬の光に輝
いていました。
今度は坂道を登り、今では落ち葉に埋もれた「矢尻の池」を経由して弘文天皇「自害峯の三
本杉」にお参りして・・・「あぁ、壬申の乱も関ヶ原合戦も「東軍」が勝ったのねぇ。まっ、
体制を守る側と変える側では勢いが違うわね」と妙な納得をしつつ「黒血川」を上りました。
 

松阪の氏郷

 投稿者:921  投稿日:2014年11月 7日(金)20時48分27秒
  三重県松阪市で開催された「第53回氏郷まつり」に行ってきました。
三重県で蒲生氏郷の名を聞いて、異国で知己に出会ったような感じがする東北人の私
は、彼のことを会津若松の生みの親⇒「会津の殿様」的な受け止め方をしていまし
が、彼は近江日野城主→伊勢松阪城主→陸奥黒川城主と全国区の武将だったわけで
す。
会津若松市と松阪市は氏郷繋がりで既に姉妹都市らしく、松阪駅を出るなり会津の酒
と「あかべぇ」が迎えてくれ、まず「末廣」と「宮泉」の振舞い酒で喉を潤しまし
た。
氏郷まつりは、「武者行列」や「松阪しょんがい音頭」、「松阪しょんがいソーラ
ン」などが、そう広くないメインストリートを練り歩き、距離感とラッシュ感がとて
も心地良いお祭りでした。
お祭り会場を抜けると三井財閥を築いた三井家発祥の地や松阪商人の館等があり全国
長者番付や万両箱が誇らしく飾ってある邸内や佇まいのすばらしい中庭などを愛でる
ことができました。それから松阪城址に登り市内一望の後は、松阪の偉人「本居宣
長」を辿って旧宅跡や自宅の鈴屋、墓所等を廻りましたが、城から降りたところにあ
る石畳と高い生け垣に囲まれた「御城番屋敷」は、今でも人が住んでいて、門ごとに
しっとりとした和の情緒を醸し出す暮らしぶりが美しいと感じました。
最終的には、当地で有名な喫茶店「松燈庵」で遅いランチをいただき、色々混ざって
滅法旨いと評判の「松阪牛A5ランクの切り落とし」を買って帰りました。
 

「かぐわしき日本の香り」展につきまして

 投稿者:広島県立歴史民俗資料館・石橋  投稿日:2014年11月 4日(火)16時22分10秒
   前略 突然失礼いたします。

 広島県にある「みよし風土記の丘ミュージアム」で、

「かぐわしき日本の香りー香の歴史と美」と題した展覧会を

11月24日まで開催しています。

香及び香道について最新の研究成果を総合的にまとめました。

遠方にて恐縮に存じますが、ご関係者に方々にご一覧頂けれま幸いです。

よろしくお取り計らいくださいます様お願い申し上げます。

                広島県立歴史民俗資料館・石橋健太郎

 
    (921) ☆石塚さま
ご案内ありがとうございます。
ということで皆様、香席も志野流御家元の講演もある楽しげな催しですので、是非お越しください。

会  期 10月3日(金)~11月24日(月・祝)
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 月曜日(ただし10月13日・11月3日・24日は開館)
入 館 料 一般 500円(400円) 高・大生 380円(300円) 小・中学生  250円(200円)
      ( )は20名以上の団体料金
詳しくは・・・
http://www.manabi.pref.hiroshima.jp/rekimin/info_tenjikai26aki.html
 

御礼

 投稿者:三十石  投稿日:2014年10月22日(水)20時11分0秒
  先達はあらまほしかなと言いますが、御同道頂き、大変に勉強になりました。
私自身は、まだまだ香の道に疎いので、お隣で香を聞かれているのを拝見し、なるほど道に深い人は、このように聞けるのだと、とても参考になりました。
同じ香を聞きながら、これだけ違いがある事が、自身の足りなさと、また進むべき方向を見せて頂いた気がします。

一座建立と言いますが、とても思い出深く、楽しい一日でもあり、改めて御礼申し上げます。
 
    (921) ☆三十石さま  こちらこそ大変お世話になりました。
「一座建立」と言えば、一席目と二席目は、まさに連衆の心象風景が1つになった良い席でしたね。
重硯の墨色だけで「あぁ、御家流に帰って来たなぁ」と感慨深かった921ですが、近頃ふらついて
いた我が香気スケールも「校正」されました。
また、ご迷惑にならない席がありましたら伺わせていただきたいと思います。
よろしく、お願いいたします。

 

桂雪会の香筵

 投稿者:921  投稿日:2014年10月19日(日)20時46分27秒
編集済
  ネット香友からのお誘いを受け、三十石様にご同行いただいて、本日は、東京の茶道会館で
「御家流桂雪会」での香筵デビューを果たしました。
最初に伺ったのは熊坂先生の「観賞香席」で、床には一色梨郷師の筆による都筑幸哉の持香リ
ストが飾られ、会の血脈の確かさを実感させられました。本席の趣向もすばらしく、正客と次客
がカルタの上の句と下の句をそれぞれ取り、焚き出す香木を決めるというものでした。連衆様の
ご厚意により高上がりさせていただきまして、
私が「こころあてに…」を引くと次客の三十石さんが「おきまどわせる…」を引いたため、カル
タは四季の歌が数多ある中で、偶然にも時宜にふさわしい「初霜香」の証歌である凡河内躬恒の
歌が完成しました。これを引歌として本香は「初霜」と「白 菊」が焚かれることとなりました。
「初霜」は伽羅立ちの綺麗な羅国で私が香を覚えたばかりに聞いていた上質な甘味と辛味が感じ
られ、一木四銘の「白菊」は、伽羅の立ち味に「藤袴」や「芝舟」にも共通した「白っぽい」
清々しさのある香りでした。熊坂先生の鑑賞香は席ごとに香木が変わるとは伺っていましたが、
こんな形で一木四銘を引き当て、季節も証歌も首尾一貫した鑑賞香になるとは、あまりにも強い
クジ運でした。香席が終わってから熊坂先生に初めてご挨拶させていただきまのも良い思い出と
なりました。
二席目は「偲ぶ香」で一昨年亡くなられた神保博行先生の追善香でしたので待合には、ご遺影と
白菊、供香が手向けてありました。席入り後は、最初に観世流宗家の謡いがあり、三種三香の本
香は期せずして「亡き師」という香の出を結びました。本香が終わって、証歌を披講する段に
なったところで、座の求めに応じて三十石さんが「きのうまであいみし人の今日無きは・・・」
と詠み上げますと、神保先生の愛弟子の方のすすり泣く声も聞かれ、ご亭主も涙ぐまれるなど、
しめやかに師の面影を偲ぶにふさわしい雰囲気となりました。生きている間会わなくてはと思っ
ていた憧れの人、神保先生とは、終ぞ御目文字叶うことはなかったのですが、追善の席で正客を
させていただき、お記録までいただけたことは幸せな出来事でした。
三席目は「擣衣香」で、本香に六国が全て焚かれる豪華な組香でした。ご亭主の言われた通り
真那賀と羅国の見極めがむずかしく、私はこれを入れ替えて四点でした。
四席目は「紅葉宴香」で札止め前に滑り込みで入らせていただきました。地の香が羅国なのです
が、これが客香の伽羅より綺麗に立ったのが印象的でした。この席は聞の名目や下附の美しさが
印象的でしたが、お詰めでしたので、薄茶の金砂子の料紙に朱の文字か沢山散らされたお記録
ゲットはなりませんでした。
チケットに「大倉香筵」と押印のあるところも昭和の香道黎明期を支えてきた香道サロンの息吹
を感じていましたが、期待通りたおやかで雅な人と香と設えに魅了された感慨深い香筵でした。

 

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