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姉弟本につきまして

 投稿者:921  投稿日:2017年 7月23日(日)08時41分42秒
  通報 編集済
  ★恐縮人さま
 いつもご愛読ありがとうございます。
 水原翠香の『茶道と香道』と杉本文太郎の『香道』の関係につきましては、『香道』p416の「校
訂にあたっての注意点」を皆さんにご覧になっていただき、両書を比較されてご判断いただければ
と思っております。
 私は、志野流藤野家の底本を同じくし「香道の廃れたることを憂いて時代を追って刊行された二冊
の香書」を「姉弟本」と称しただけですので、類似性は大きく認めるものの、決して『茶道と香道』
から引用やコピーをしていると言っているわけではありませんのでご了承ください。
 その上で、『香道』の前半から組香の85番までは、『茶道と香道』と同様の項立てや図解を追補
したように見えるものであり、これほど酷似した刊行本はないかとも思っていますので、私自身に
「違和感」はありません。

「火味」の図についてですが、『茶道の香道』のものは、このように先端が太くなっているだけで
それほど「奇怪」ではありません。おそらく「奇怪」となったのは、吹出の線を含めて図示してしま
い、吹出の内容が削除されたことにより、尻尾が生えてしまったったためかと思います。

決定的な相違点は…
「建」の図(p61)は、六角の御家流系のものが図示されていますが、『茶道と香道』では志野系
のものとなっています。(以降、組付けの図も同じ)
また、『茶道と香道』の最後の組香である「日露香」が省かれているのも時代を反映してのもので
しょう。
その他、前半は、家元の系譜など増補した部分もありますが「大同小異」の域を出ないと思っています。
『茶道と香道』と『香道』ではもともと総ページ数の分量が倍以上違いますので、後半部分の組香の
ラインアップは志野流の三十組から補足しなおしています、すべてが一緒ではないということも認め
た上で、両書には「(血)縁」を感じざるを得ません。

 
 
 
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